東北ラリーシリーズ最終戦MSCあきたターマックラリーのお手伝いに行って来ました。
たまたま主催クラブの会長さんにタイヤを届ける用事もあったし、最近のラリーの全体が見えるゼロカーをやってみたいと思いお願いしてやらせて頂きました。
一昨年、東北で開催されたJMRCオールスターラリーの際にチェックポイントのお手伝いをさせて貰いましたが、コースをドライブするのはなんと25年ぶり、え?もう25年経った?? そう、これも秋田のラリーで30m転落して以来です(笑)
その事を知ってる人もだいぶ少なくなってしまいましたが、加藤さんに『落ちないでね〜』と声を掛けられたり、山本さんに『くれぐれも使わないように…』とOKとSOSのカードを渡されたりして、選手並に緊張してスタート。
ラリーはダートラと違って速い人が前に走るんです。当然ゼッケン1番は昨年のチャンピオン、ダートラでも活躍する沼尾夫妻組ランサーです。
オフィシャルミーティングで『ゼロカーとゼッケン1番の間隔は2分で良いよね?』とか言われ、とんでもない!!10分は空けて下さい(汗)
一応ミスコースだけは避けねばと言う事でレッキはさせて貰いましたが、コースの入り口等を覚えただけでコーナーなんて一切アタマに入ってない。ナビをしてくれた星さんも元々踏ませてくれるつもりが無さそうで『駄目駄目…』と1周回っただけでペースノートは作ってくれず(笑)
そんな訳で1SSは10分開けて頂いたのですが、なにやら1SSでリタイヤした人がいたらしく(スタート後45秒とか 笑)、1SSと同じコースを走る2SSはスタートで足止め(上の写真)
それで時間短縮するため『大丈夫、大丈夫…』と煽てられてここから後ろは2分間隔に(汗)
いやはや、ここから3本位は必死に踏みましたよ〜。
辛うじて後ろから迫るヘッドランプがバックミラーに写る事はありませんでしたが、タイムを聞くとやっぱり1分間隔だったら追い付かれていることが判明(笑)
そしてこの辺りで日は落ち私の眼では前が全然見えなくなり、更にブレーキのタッチも悪くなってゴール時に異臭(当然ながらFITはダートラ仕様のまま、iPhoneを両面テープでナビシートの前に貼り付けただけ 笑)もう無理は禁物と判断、お願いして後ろを5分間隔にしてもらい、なるべくブレーキに負担を掛けず、くれぐれも間違いの起きない走行に切り替えました。
それでも全コース濡れてる舗装、落ち葉でヌルヌルです。頂上付近の夜景の眺めには目が眩みました。最後の方は眠気で頭痛もしてきましたが、何とか無事完走出来て一安心です。
ゴール後、美味しいご飯を頂き温泉に浸かったらもう爆睡。
(同じ部屋に強烈な音を奏でる方がいて何度か目が覚めましたが…笑)
いやぁしかしラリー屋さんはスゴイですよ、あんな狭いコースでスピンしましたとか平然と言ってたけど、そんなキケンな真似私には絶対出来ませんね。つくづくダートラとラリーの違いも痛感させられましたが、本当に速い人は何をやっても速いんですよね。
そう、今回のエントリーは関東からの参加も含めて15台。少ないですね。
私がラリーを始めた頃は60台規制なんて出来た頃で、チャンピオンシリーズもジュニアシリーズも実績がないと受理されず、ジュニアシリーズも出れないのにどうやって実績を作るんだ?なんて言ってた時代でした。何とか盛り返す方法は無いものなのでしょうか…